ふゆみずたんぼオーナーズblog

ラムサール条約湿地「宮島沼」を守るため、はたまた農作業で心地よい汗を流すため、いやいや美味しいお米をたらふく食べるため、とにかくいろんな理由で立ち上がった『ふゆみずたんぼオーナー』のためのブログです!

2017/05 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今日のふゆみずたんぼ 【イモチ病発生編】

今日のふゆみずたんぼ。
DSC_0001_40.jpg

昨日発見したイネの異変は、もっとも恐れていた「イモチ病」でした。
イモチ病は、イモチ病菌というカビによって起きる病気で、イネの病気の中ではもっとも恐ろしく、被害ももっとも大きい病気です。

イモチ病は、発生する部位、発生時期、発生の要因や状況によって呼び方を区別しています。

例えば、「葉イモチ」。
DSCN2649.jpg
これも病班の大きさや色などから、褐点型、白点型、慢性型、急性型に分けられています。
これらの分類は病気の進行具合もあらわしていて、褐点型はイネの抵抗力などで病気を抑えている状態、急性型にいたっては、すでに病班上にたくさん胞子を作り感染力が強まり、病勢が進んだ状態を示しています。

葉イモチで病気が治まってくれればよいのですが、イモチ病に侵されやすい葉の根元が感染して「葉節イモチ」になると、そこが伝染源となって「節イモチ」や「穂イモチ」に発展していきます。

「節イモチ」
DSCN2647.jpg
節が黒変して折れやすくなり、枯れてしまいます。葉のつけねに見えているのが「葉節イモチ」です。

「穂イモチ」
DSCN2651.jpg
やはり発生した部位によって、首イモチ、みごイモチ、枝梗いもち、モミイモチなどと呼びわけています。多くの場合、白穂となったり、稔実が悪くなったり、収量に直接影響する大きな被害となります。

オーナー田では、昨日の写真のように、病勢もかなり進み枯れてしまった場所(へこんで見えるので「ずり込み」という)もみられ、その周囲もだいぶ葉イモチが見られました。そこで、これ以上被害を広げないためにも、薬を使うことにしました。

使ったのは「ブラシン」といって、イモチ病の防除と治療をかねた薬です。
DSCN2655.jpg

これを被害が大きい箇所を中心に2袋散布し、
DSCN2657.jpg

さらに被害の中心部を刈り取りました。
DSCN2659.jpg
刈り取ったイネは胞子が飛ばないようにそ~っと搬出し、処理しました。
明後日には改めて全体的に薬を散布し、これ以上広がらないようにします。

今年はイモチ病が各地で見られるようです。
普及センターの「営農速報」にも、『穂いもち病が散見されます。いもち病、油断できない状況です!』とありました。

でも、本来ふゆみずたんぼはイモチ病にかなり強いはず
なぜ今回はこのようなことになってしまったのでしょう。。。
次回、その要因を考えてみたいと思います。

それにしても、今回いろいろと調べたのですが、インターネット上にはイモチ病の情報があまり充実してないんですね。特に病班などがわかる写真がほとんどなかったとサポーター筆頭Sさんに言ったところ、「誰もイモチなんか見たくもないからなんじゃない」とのこと。それだけイヤな病気だということを身にしみてわかってしまいました。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://paddyowner.blog19.fc2.com/tb.php/97-9dc2095c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

田んぼ管理人

Author:田んぼ管理人
ふゆみずたんぼの管理人です。
「ふゆみずたんぼin宮島沼」もいよいよ5年目!わかってきたようなやっぱりわからないような…。諸先輩方のアドバイスを受けつつがんばってます!どうぞよろしくお願いいたします!!

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

雁太のつぶやぎ

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。