ふゆみずたんぼオーナーズblog

ラムサール条約湿地「宮島沼」を守るため、はたまた農作業で心地よい汗を流すため、いやいや美味しいお米をたらふく食べるため、とにかくいろんな理由で立ち上がった『ふゆみずたんぼオーナー』のためのブログです!

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ふゆみずたんぼが宮島沼を救う!? 【その一】

「ふゆみずたんぼin宮島沼」が始まった経緯などについてぼちぼちと記していきたいと思います。

● ラムサール条約湿地『宮島沼』に忍び寄る危機 

『先人が開拓に着手したころの沼は周囲四里四方(12万坪)と謂われ、形状はほぼ円形をなし、水はわき水で透明、当時は飲料水としても利用されていた。』(「拓郷百年」より)

このように記されている宮島沼も、今ではその面影がありません。

大正年代から昭和初期までは何とか原始の姿を留めていた宮島沼ですが、昭和中期から始まった大規模な利水・治水事業を発端に、その水環境は悪化の一途を辿ります。1990年代に入る頃には水質が急激に悪化。ペンキを流したようなアオコが発生するようになり、「富栄養湖」を通り越した「過栄養湖」と位置づけられるようになりました。

050628宮島沼02

さらに、乾燥化や土砂の堆積も進み、近年では急速に水面が縮小しています。一部ではヨシ群落も衰退、ヤナギが急速に繁茂し、まるで湿地が湿地でなくなっていく様です。

半世紀に渡り宮島沼を見守り続けた草野先生は、著書「美唄の沼」でかつての宮島沼の様子を、『草が生えているのに土が無い、何処までが水面でどこからが岸の土だか、はっきりした境目の無い底無しとでもいうような沼でした』と表現しています。ふわふわと浮いている湖岸が切り離されて浮島となり、沼の北西岸はミズゴケやモウセンゴケが生え、高層湿原の様相を示していたようです。宮島沼は、今は無き国内最大の泥炭湿原であった「石狩湿原」の、数少ない貴重な生き証人だったのです。

050625ラムサールWS(美唄湿原)12

最近行われた調査では、かつての湿原を思わせる植物が、極僅かながら、今なお生きながらえていることが確認されました。しかしそれもあと何年も持たないでしょう。それどころか、このまま宮島沼の環境が悪化しつづければ、近い将来にはマガンなどの水鳥にも悪い影響が確実に及んできます。今、宮島沼を救う手だてを考えなければ、手遅れになってしまいます。

マガン塒立ち01080415
《つづく》

コメント

続きが楽しみです

私が住んでいる地方は、マガンに見捨てられました。道路や住宅の建設による採食地の制限が主な理由と思いますが、宮島沼に同じ運命をたどってほしくないので、もっと詳しく調べてみます。

Marikoさん、ありがとうございます。またお会いできる日を楽しみにしています。ちなみに、芋せんべいの商品名は「初雁焼」といいます。かつてマガンが来ていた名残です。

湿地の乾燥化

宮島沼以外でも乾燥化は最近よく耳にする言葉ですね。
私が住んでいる千歳も子どもの頃は谷地が沢山ありましたが今はほとんど住宅地です。農作業が苦手な私(まだ言ってる…)でも、ふゆ水田んぼが環境保全に役立つなら今後も少しでも関わりたいと思います。
続報を楽しみにしています。


雁まにあさん、私は、かなりへなちょこ自然愛好家(広く浅く何でも好きですが)ですが、これからもよろしく~(今日は休みなんで昼間から書き込んでたりして…良い天気で、フィールド日和ですが家事満載…)

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ふゆみずたんぼの管理人です。
「ふゆみずたんぼin宮島沼」もいよいよ5年目!わかってきたようなやっぱりわからないような…。諸先輩方のアドバイスを受けつつがんばってます!どうぞよろしくお願いいたします!!

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