ふゆみずたんぼオーナーズblog

ラムサール条約湿地「宮島沼」を守るため、はたまた農作業で心地よい汗を流すため、いやいや美味しいお米をたらふく食べるため、とにかくいろんな理由で立ち上がった『ふゆみずたんぼオーナー』のためのブログです!

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FILE4. ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)

和名:ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
学名:Sympetrum infuscatum
分類: トンボ目 トンボ科
時期:7月上旬から11月(成虫)

7月初旬に一斉に田んぼで羽化する、アキアカネと共に田んぼを代表するアカトンボの一種。
羽の先に褐色の斑紋があり、胸にある明瞭な黒条が上部まで届くのが特徴。
腹部の黒条も濃く、お腹の節がわかれて見えることも特徴で、名前の由来もこの「熨斗目」模様から。

060904宮島沼3
撮影:2006/9/4

成熟するとオスの胸や腹部は暗赤色味を帯びる。
(いわゆるアカトンボのように鮮やかな真っ赤にはならない。)

秋に産卵し、卵は翌年の春に羽化する。
乾いた場所にも産卵するので、乾田化が進んだことで数を増やしたという報告もある。
幼虫は脱皮を繰り返し、終齢幼虫は体長18mmほど。
お腹の後ろから出ているトゲの長さでアキアカネのヤゴと区別できる。
(ノシメトンボは第8腹節側棘が第9腹節後縁を超える)

IMG_0375-1.jpg
撮影:2009/6/17

7月上旬に一斉に羽化を始める。
深夜から早朝にかけて羽化するものが多いらしい。

IMG_0689.jpg
撮影:2009/7/9

ノシメトンボ羽化 2009-07-05 7-44-11
撮影:2009/7/5

ノシメトンボ羽化 2009-07-05 9-23-36
撮影:2009/7/5

2009年には2年目を迎えたオーナー田で大量のノシメトンボが羽化した。
一株に3つも4つも羽化殻がくっついているもが当たり前という感じである。

周囲の慣行田では少なく、朝方、オーナー田だけから一斉にふわふわとトンボが飛び立つ様子は
なかなかの光景であった。

ノシメトンボは幼虫も成虫も肉食で、特に成虫はカメムシやウンカも補食する益虫である。

ただ、ヤゴが大量にいると、その補食圧で他の生きものが少なくなるのかもしれない。
実際、羽化開始直後の「生きもの観察会」では心なしか他の水生生物が少ない気がした。

ヤゴがユスリカの幼虫を大量に補食すれば、羽化するユスリカを捕食する造網性のクモ類も
少なくなるかもしれず、間接的に他の益虫を抑えてしまうとも考えられる。

ヤゴが羽化した後、水生生物相がどのように反応するかが楽しみである。

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