ふゆみずたんぼオーナーズblog

ラムサール条約湿地「宮島沼」を守るため、はたまた農作業で心地よい汗を流すため、いやいや美味しいお米をたらふく食べるため、とにかくいろんな理由で立ち上がった『ふゆみずたんぼオーナー』のためのブログです!

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今日のふゆみずたんぼ 【ヒトリガ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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今朝は激しい雨音で目が覚めてしまいました。
雨も勢いがあればいもち菌を洗い流してくれるとも聞きましたが、どうなんでしょうか?
今は信じたい気持ちです。

雨に押されたのか、刈りだした箇所から倒伏も目立ちます。
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そろそろ穂の色が落ち始める時期なのでしょうか?
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一概に穂いもちが蔓延しているわけではないようです。

●ヒトリガ
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以前ご紹介した「くまけむし」の成虫です。
灯りに寄ってくるので「火取り蛾」だそうです。

今日はこれから「造園学会」で宮島沼と農業のかかわりについて紹介してきます。
もちろんふゆみずたんぼについても。
ただ、準備が。。。。

週末はテニスの大会なので、来週までブログはお休みで~す。
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今日のふゆみずたんぼ 【ホソガガンボ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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じっとり蒸し暑く、細かな雨が降り続いています。

昨日から湿度90%以上、気温は夜も18度以上。
風もほとんどないので稲に水滴がついたまま…。
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いもち病には最悪の気候です。。。

用水もとまり、オーナー田横の大きな水路からも水がひきました。
それに伴って宮島沼の水位も50センチは低くなっています。
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ちょっと前までは木のクイが見えないくらいでした。
水が停留し、これから水質が悪化します。

●ホソガガンボの仲間
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奥が深いガガンボの仲間。キイロホソガガンボがエゾホソガガンボでしょうか。詳しくは交尾器の形などで判断するようです。

今日のふゆみずたんぼ 【秋ウンカ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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雨がけっこう激しく降っています。
気温は15℃くらいで止まっています。

作業日にオーナーのSさん&Nさんにいただいたお宝。
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海に遊びにいったときに拾ったそうです。
説明するまでもないと思いますが。。。マガンの顔&足です。
すごいですよね。
胴体、翼、片足が行方不明です。誰か見つけてください。

これも紹介し忘れていましたが、

●トビイロウンカ(短翅型)
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梅雨に中国南部などから飛来します。最初は数も少ないのですが、9月・10月に入ると第3世代が急激に増えて(だから秋ウンカともいいます)、稲を枯らしたり、スス病を発生させたりします。翅の短いメスは産卵数も多く、被害をもたらしやすいそうです。

本日作業日です! 【本格そば打ち&不本意な練習編】

稲刈り前、最後の作業日。

午前中は「美唄匠の会」を講師に招いて本格そば打ち体験です!
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いつものいい加減な(?)雰囲気とは違います。
なにしろトラック一台分の機材が運び込まれたのですから!

まずは講師のOさんが一通りの実演。
うどんと比べると工程がたくさんあり、覚え切れません…。

それでもサポート役のメンバーのアドバイス(時にまるまる任せてしまったり)もあり、
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順調に作業は進んでいきます。

そして出来上がり!!
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地域の方々に恵んでいただいたとれたて野菜のてんぷらをのせて。
おいしかったです!ごちそうさまでした!!

午後は田んぼに出て、いもち病対策の作業を行いました。
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穂いもちにかかり、ほとんどの穂が枯れてしまっている箇所を刈りだします。
不本意な形で稲刈りの練習をしてしまいました。

こどもたちは「昆虫調査隊」だそうです。
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アカアシクワガタを見つけるなど、なかなかいい仕事をしてくれました。

搬出した稲の山。
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収量30キロくらいは減ったかな~。。。
でもこれで感染源が少なくなり、また、田んぼの風通しも良くなって、これ以上の拡大を
何とか防ぎたいものです。
ちなみに刈り取ったイネは放置しておくと感染源になるので、処分します。

作業後の田んぼ。
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収穫まで後一ヶ月!!
なんとか無事に過ごせますように!!

今日のふゆみずたんぼ 【緋泥鰌編】

今日のふゆみずたんぼ。
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秋空ですね~。

昨日、緋どじょうを駐車場横の水路で発見!
かなり弱っていたので水槽にいれて様子を見ていたのですが、残念ながらお亡くなりに。
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緋どじょうは、普通のドジョウの黄色変異個体です。
野外で見つけるのはかなり難しく、惜しい方を亡くしました。。。

●スベリヒユ
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下の水路側に、地面を這うように広がってきました。
多肉質の葉をもち、熱帯から温帯まで広い範囲に生息する、乾燥に強い植物です。
若い葉や枝はゆでて食用になるほか、利尿薬や虫さされの薬にも利用できるそうです。
中国では、お湯に葉を一晩つけたものを飲むのだとか。
つぶすとネバネバするのが名前の由来といわれています。

●ヒメシロモンドクガ中齢幼虫
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別名ツノケムシ。スベリヒユの上にいました。
二本の角があるし、背中からは歯ブラシみたいに何か生えてるし、お尻からも角が生えてるし…
見るからに凶悪ですが、一般には無毒と言われています。
モモ、リンゴ、ウメ、サクラなどを食害する害虫です。

今日のふゆみずたんぼ 【水路の鳥編】

今日のふゆみずたんぼ。
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天気もよく、すごしやすい気温です。

水が落ちて乾燥しはじめた水路に無数の足跡が。。。
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カルガモと。。。ジシギの仲間かな??
去年はアライグマの足跡も見つけました。

カルガモ家族は隣の水路にいました。
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ちょっと前までぴよぴよ鳴いていたヒナもすっかり大人です。

水路にはカワセミも。
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こうした水のネットワークが様々な生き物を支えています。

今日のふゆみずたんぼ 【水路に置き去り編】

今日のふゆみずたんぼ。
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秋ですね。。。朝晩は肌寒いくらいです。

昨日からの北風にイネもやや押され気味。
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一箇所倒れたらパタパタパタ~っとドミノ倒しみたいに広がるそうですが…

用水も何日か置きにあがってくるようで、水が引くと水路に魚が取り残されます。
だいたいは小さな稚魚なんですが、今日は20センチくらいのコイを発見!
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大きさから2歳か3歳くらいでしょうか。
あの用水機場を生きて通り抜けて来れるんですね。

今日のふゆみずたんぼ 【いもちの広がり具合編】

今日のふゆみずたんぼ。
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風が強いです。さすがにまだ倒伏の心配はないでしょう。

いもち病の確認から一週間。そのひろがり具合を確かめてみましょう。

8月16日
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8月20日
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8月16日
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8月20日
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8月16日
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8月20日
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う~ん。。。
やっぱり少し穂枯れの部分が広がってますね。
ここら辺でなんとか食い止められるといいのですが。

今日のふゆみずたんぼ 【ウンカ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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昨晩の最低気温は13度。
北海道はお盆を過ぎるともう秋って感じです。

上空にはオオタカが。
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昨日イモチ病の治療と予防のためにヘリ散布を行ったのですが、
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ヘリの風圧でさっそく倒れているところが…。
また持ち直すだろうと思いますが、台風でも来たらどうなるか心配です。

網を振ってみたら、けっこうウンカがたくさんいます。
ウンカ
ヒネトビウンカのオス(右)とメス(左)です。
大発生すれば吸汁害を起し、縞葉枯病や黒条萎縮病などの病気を媒介します。
クモやカエルのいいエサになります。

あと、よくわからないハチ(トビケラ?)も発見です。
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今日のふゆみずたんぼ 【用水のお盆休み編】

今日のふゆみずたんぼ。
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なんだか不気味な空模様に見えますが、午前中は降ったりやんだり、午後から回復しそうです。

イネの上に水滴が溜まっています。
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前だったらきれいだなぁと思っていたかもしれませんが、この中でイモチ病菌が着々と菌糸を伸ばしてイネに侵入しているかもしれないと思うとたまったものではありません。

また「ずりこみ」か!?と思われる場所も。
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今度の作業日には酷い箇所を刈りだしたいと思うので、ぜひご協力ください。

水路側の畦際にもけっこう葉イモチが見られます。
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イネが抵抗している様子もみられます。
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頑張れ!!イネ!!
オリンピックの応援どころではありません。。。

火曜日から止まっていた用水がまたあがってきました。
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先日「間断潅水」を始めるといいましたが、しばらく乾かした後、さぁ また水をいれるぞ~と思った矢先に用水もお盆休み(?)で止まってしまい、困ってました。地域の要望がなければお盆過ぎても水はあがってこないという噂もあり、このまま落水か!?との危惧も…。早期落水はイネの水分を不足させ、イモチ病を助長するとも書かれてたし、またポンプを使うしかないかと思っていたので良かったです。

ポンプを使うにしても、用水を上げるにしても、燃料の高騰で大きな痛手を受けています。



今日のふゆみずたんぼ 【雨とイモチ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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雨です。

夢にまで出てきたイモチ病。
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やっぱり現実でした。ちょっと目を背けたくなる被害の中心部。
もう少し刈りだしたほうがいいかもしれません。

宮島沼方向に撮った写真です。
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左の刈りだした場所からじわーっと右手前にむかって広がっているのがわかるでしょうか。

イモチ病は、降雨や曇天が続くと大発生するといわれています。
理由はイモチ病菌の生活史を考えれば一目瞭然です。

イモチ病菌は、胞子の形でイネに侵入します。
イネについた胞子は、水滴のなかで発芽し、付着器と呼ばれる褐色の円い「足場」をつくり,そこから伸びる菌糸が毒素を出しながらイネの体内に侵入します。イネに侵入した菌糸は、イネの栄養を摂取して増殖し、組織を崩壊して、侵入後約1週間で病斑を形成します。そして、病斑上に胞子をつくり、胞子は湿度の高い夜に空中へ飛散することになります。

このように、イモチ病菌がイネに侵入するには湿った条件が必要で、24℃~26℃が適温と言われています。本日の最高気温は23℃でしたが、この雨。雨があがり、気温もあがってくれば病勢を進行させるのに最高の条件になるかもしれません。

ただ、胞子が発芽して菌糸が侵入するまで約12時間要するので、この間にイネの表面がカラッと乾いてしまえば、イモチ病菌の侵入を阻止できます。

しかし、オーナー田はご覧のように密植状態。。。
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風通しが悪く湿度が高くなり、イモチ病に好適な条件を作ってしまっています。

ふゆみずたんぼは、本来疎植で行います。
そうすることで風通しのいい田んぼになって、イモチ病を抑える環境ができます。

それだけではありません。
実はイモチ病菌にはイネの窒素が大きく影響するのですが、ふゆみずたんぼの土作り、そして疎植が、やはりイネの窒素に作用してイモチ病を抑えるのです。

長くなりそうなので、続きはオーナー通信で。。。


今日のふゆみずたんぼ 【イモチ病発生編】

今日のふゆみずたんぼ。
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昨日発見したイネの異変は、もっとも恐れていた「イモチ病」でした。
イモチ病は、イモチ病菌というカビによって起きる病気で、イネの病気の中ではもっとも恐ろしく、被害ももっとも大きい病気です。

イモチ病は、発生する部位、発生時期、発生の要因や状況によって呼び方を区別しています。

例えば、「葉イモチ」。
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これも病班の大きさや色などから、褐点型、白点型、慢性型、急性型に分けられています。
これらの分類は病気の進行具合もあらわしていて、褐点型はイネの抵抗力などで病気を抑えている状態、急性型にいたっては、すでに病班上にたくさん胞子を作り感染力が強まり、病勢が進んだ状態を示しています。

葉イモチで病気が治まってくれればよいのですが、イモチ病に侵されやすい葉の根元が感染して「葉節イモチ」になると、そこが伝染源となって「節イモチ」や「穂イモチ」に発展していきます。

「節イモチ」
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節が黒変して折れやすくなり、枯れてしまいます。葉のつけねに見えているのが「葉節イモチ」です。

「穂イモチ」
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やはり発生した部位によって、首イモチ、みごイモチ、枝梗いもち、モミイモチなどと呼びわけています。多くの場合、白穂となったり、稔実が悪くなったり、収量に直接影響する大きな被害となります。

オーナー田では、昨日の写真のように、病勢もかなり進み枯れてしまった場所(へこんで見えるので「ずり込み」という)もみられ、その周囲もだいぶ葉イモチが見られました。そこで、これ以上被害を広げないためにも、薬を使うことにしました。

使ったのは「ブラシン」といって、イモチ病の防除と治療をかねた薬です。
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これを被害が大きい箇所を中心に2袋散布し、
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さらに被害の中心部を刈り取りました。
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刈り取ったイネは胞子が飛ばないようにそ~っと搬出し、処理しました。
明後日には改めて全体的に薬を散布し、これ以上広がらないようにします。

今年はイモチ病が各地で見られるようです。
普及センターの「営農速報」にも、『穂いもち病が散見されます。いもち病、油断できない状況です!』とありました。

でも、本来ふゆみずたんぼはイモチ病にかなり強いはず
なぜ今回はこのようなことになってしまったのでしょう。。。
次回、その要因を考えてみたいと思います。

それにしても、今回いろいろと調べたのですが、インターネット上にはイモチ病の情報があまり充実してないんですね。特に病班などがわかる写真がほとんどなかったとサポーター筆頭Sさんに言ったところ、「誰もイモチなんか見たくもないからなんじゃない」とのこと。それだけイヤな病気だということを身にしみてわかってしまいました。

今日のふゆみずたんぼ 【まさか!?編】

今日のふゆみずたんぼ。
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天気は下り坂です。

全体的に穂が垂れてきたな~と思って田んぼを見ていたら、
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え゛!?なに!!枯れてる!?

よく見ると
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実を入れずに白くなっている穂が…

なんだ!?もしかして病気!?
これから調べてみます。。。

今日のふゆみずたんぼ 【続・畦のお花編】

今日のふゆみずたんぼ。
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お盆休みなのかセンターにもたくさん人が訪れます。
いいなあ、休み…

田んぼの水もだいぶ落ちて、ひび割れも見えてきました。
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まだ水がたまっていたり、ズブズブな場所もあるけど、
乾燥しすぎると根が切れてよくないので、また水を入れ始めました。
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さーっと水が走っていい感じです。

●イヌホオズキ
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全国に分布し、アルカロイドの一種を含む有毒植物です。やっぱり役に立たないので「イヌ」が名についています。別名バカナスとも言われるのだとか…。熟すと黒くなる実をつけます。

●ツユクサ
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全国に分布しますが、少し湿った場所を好み、特に寒冷地で多いようです。貝殻のような「包」の中にいくつかのつぼみがあり、一個ずつ伸びて花を咲かせます。発芽力が強く、肥料の養分を奪うので、畑ではいやがられる雑草です。
名の由来は、朝露を受けて花が咲いて、午後にはしおれることから「露草」、染物にも使われるように色が付きやすいことから「着草」などといわれます。ちなみに英名はDayflower。花の寿命から名前がついています。

今日のふゆみずたんぼ 【畦のお花編】

今日のふゆみずたんぼ。
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最近またカメムシの防除を盛んにやっています。
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「斑点米の原因となるカメムシ類の防除は、出穂期及びその7日後の2回は必ず実施する。」ということなので、その2回目なのでしょう。

斑点米は、食味には影響ないんだから消費者がガマンすればよい!という人もいますが、黒いのは実はカビで食味や安全性に問題がないわけはない!という人もいて、真偽のほどはまだ確かめていませんが、お米の出荷価格が激減するのは確かです。最近は「色彩選別機」という斑点米を除去する機械もあるのですが、ずいぶん収量が目減りしちゃうとか!?いずれにしても、社会全体が無駄な農薬散布を減らすんだという方向にいかないといけないのでしょうね。

●アゼナ
アゼナ
イネに比べて小さいので害を与える雑草ではありませんが、ほっておくと枝分かれして繁茂します。ちょうど葉の横から花柄を伸ばして花を咲かせています。外来種のアメリカアゼナとタケトアゼナは葉のふちがギザギザなので区別できます。

●カタバミ
カタバミ
「片食み」の由来にもなったクローバーに似た葉は夜は閉じてしまいます。種子は成熟するとピチっと音をたててはじけます。北海道では近縁種エゾタチカタバミのほうが多いそうです。

●イヌタデ
イヌタデ
「アカマンマ」とも呼ばれるそうですね。『蓼(たで)食う虫も…』といいますが、辛味があるタデは英名でwater pepperと言うヤナギタデだけで、薬味や刺身のつまにします。イヌタデはヤナギタデに似ますが辛味がなく、役に立たないという意味でイヌがつきました。それでも、若い葉はおひたしや和え物にして食べられます。

今日のふゆみずたんぼ 【間断潅水編】

今日のふゆみずたんぼ。
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昨日から水を落としています。
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写真からは少しわかりにくいですが、水を止めていた板を取り外し、さらに地中の栓も抜いてあります。

一晩でほとんど水は抜けて、
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ウキクサ、アオミドロ、サヤミドロなどが地面にぺったりついています。

逃げ遅れた水生生物たちも…
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これから地面が軽くひび割れるくらい乾かし、その後は数日周期で水を入れたり止めたりする「間断潅水(間断灌漑)」を行います。

水を落とすことで根に酸素を供給し、長期間の湛水による根の老化を防ぎます。また、少しずつ田んぼを固め、イネの倒伏を予防したり、重機(コンバイン)が入れるようにします。ただ、乾かしすぎると根が切れてイネの吸水力が低下し、登熟不良や玄米の品質低下が起きるので、こまめに水管理を行うということです。

また、イネの適温が23℃なのに対し、暑い日(日中29℃以上で夜間も23℃以上になる日が5日以上)が続くと、イネがデンプンを消費して収量が落ちたり、品質や食味も低下するので、水をかけ流しにして田んぼを冷やす必要があるそうです。まあ、北海道ではあまり心配なさそうですね。

今日のふゆみずたんぼ 【登熟期突入編】

今日のふゆみずたんぼ。
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ちょっと湿度があります。

ヘラオモダカも開花しています。
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アキアカネも交尾。
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コバネヒメギス?
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これもカメムシ?
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イネの開花は終わり、モミがぷっくり膨れてきました。
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中にお米の原型ができています。
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いよいよ登熟期です!

今日のふゆみずたんぼ 【モズのその後編】

今日のふゆみずたんぼ。
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まさに夏!!って感じですね。

昨日からのキッズキャンプが終了。
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魚を採ったり、ドラム缶風呂に入ったり、宮島沼にカヌーを漕ぎ出したり…。

子供たちを見送って、炎天下の田んぼへ。
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明日から水を落とそうかな~と思います。

刺すような日ざしの中、涼しげな蛾を発見。
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アカハラゴマダラヒトリというそうです。
名前の通り、白いベールの下には真っ赤な腹部があります。

ノシメトンボの連結飛行も目だちます。
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短い夏の後はすぐ秋ですね~。

先日紹介したモズの「巣落ち雛」も元気そう。
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驚かすのも悪いので引き返そうと思ったら、おもむろに近づいてきて…
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道を譲ってくれました。kao02

遠慮なく通らせてもらいましたが、親鳥はとてつもなく心配そうにしていました。
3歳児の親として、なんとなく親鳥の気持ちがわかりました。

今日のふゆみずたんぼ 【また名前の長いカメムシ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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晴天続きです!ちょっと風が強いかな?

昨日は30℃を越しましたが、そうは感じさせないカラっとした天気。
もっとも地元の人は暑い暑いといっていますが…

イネの開花も後半にさしかかったのか、早くも頭を垂れる稲穂が。
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そんな中、田んぼを見ていたら、

●トゲシラホシカメムシ!
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まずは写真を…と思ったら、す、吸ってるじゃないですか!!

やはり穂を吸汁して斑点米を作る害虫で、成虫のまま畦や水路際などの雑草で越冬し、5月ごろからイネ科の雑草を食草として増殖するそうです。移動能力は低い(歩行移動性)ので、田んぼのまわりのイネ科雑草をしっかり除草しておけばかなりの程度は防げるようです。吸われても畦際の数畝というのでよしとしますか…。

●ナミテントウ(黒色二つ紋型)
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幼虫も成虫もアブラムシを食べてくれます。

●セイヨウオオマルハナバチ
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トマトの受粉用に導入され、道内に分布を広げているハチ。以前も紹介しましたね。
慣行田んぼで数匹ぶんぶんと飛び回っていて、何をしているのかと思ったらミズアオイでした。
困ったものです。



次回作業日予告~8/24 そば打ち&田んぼの生き物+生育調査

次回の作業日は、予定通り8月24日(日)に決定!

『手打ちそば 美唄匠の会』による、本格そば打ち指導が目玉です!

講師の奥山さんは、1993年(平成5年)北海道そば研究会入会、手打ちそばを始め、1995年に美唄在住の手打ちそば愛好家8人で「美唄匠の会」発会させました。現在メンバーは14人になり、各種イベントにボランティア参加しています。当日は新十津川産の新そばを使用し、数名のメンバーを連れてきてくれるそうです!

午前中はそば打ちを行い、午後は、田んぼの生き物調査&稲の生育調査の総集編

にっくきカメムシや頼りにしたいクモやトンボの種類や発生状況をより詳しく調べたいと思います。
また、登熟の進む稲の様子を見て、実の入っている有効な穂の数などを調べ、今年の収量を予測。
間引きした区画は果たしてどうなっているでしょうか??

そして、気になる収穫日は、今のところ9月28日(日)を予定しています。
春に見送ったマガンがちょうど帰ってきているはず!

詳細はオーナー通信にてお知らせします。
残り少なくなった田んぼ作業、みなさまのご参加をお待ちしていま~す。

今日のふゆみずたんぼ 【モズの巣立ち編】

今日のふゆみずたんぼ。
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今日も暑くなりそうです。

田んぼを見た帰り、ギチギチとモズが激しく鳴いていました。
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足元を見ると、
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モズの雛が…。まだ風切羽が生えそろっていないので、巣立ちには少し早いかな??

でも、親鳥もしっかり見ているし、そっと見てみぬふり。
みなさまもこの時期、巣立ち雛の「誘拐」にはご注意ください。

本日作業日です! 【稲のお花見&手打ちうどん編】

今日のふゆみずたんぼ。
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作業中はぎりぎり天気がもってくれました。

まずはサポーター筆頭Sさんから稲の生育状況と今後の進み方について説明。
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やはり稲の生長は良すぎるくらいだということ。今は開花期で、この後登熟期に入るとカメムシの被害が心配になるということです。

次に稲のお花見。
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9時ごろにはまだ花が咲いていなかったけど、ちょうど満開になっていました。
もみが開いておしべが伸びているのがわかります。

ちょっとゆすると花粉が飛び散って、イネ科アレルギーの人にはちょっとつらいだろうな~。
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受粉が終わると、おしべ(葯)が外に残されたままもみが閉じて、おしべはちぎれて落ちてしまいます。この間約一時間。ちょっとした開花ショーでした。

次に捕虫網と「虫見版」を使って、害虫と益虫の調査。
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益虫はクモがだいぶ戻って(?)きて、数種類のトンボやテントウムシがいました。

害虫はまだいないだろうと高をくくっていたのに…
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出た!!イネホソミドリカスミカメ!!
稲の穂が出ると田んぼに侵入し、穂を吸汁して斑点米を残す悪いやつです。
益虫にとことん頑張ってもらわないと!

その後、収量を予測するために稲の茎や穂の数を数えてもらって、第一部終了です。

第二部は手打ちうどん!
小麦はサポーター筆頭Sさんからの差し入れで、収穫したて製粉したてのホクシンという品種です。
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食べるのに夢中でうどんを撮るのを忘れてしまいましたが、雰囲気だけでも…。
いや、ほんとにコシがあっておいしかったです。

ちなみに左の丸いお皿に入っているのが乾燥した小麦、その横の白いパックがそれを製粉してふるいにかけたもので、下から一番粉、二番粉、ふすま(麩)ということです。ふすまとは小麦の表皮のことで、健康補助食品にもなるくらい栄養満点、クッキーにまぶしたりして使うとのことでした。オーナーさんにも粉を少しおすそ分け。

食べ終わったらお持ち帰り用のうどん打ち。
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粉に塩水を入れてこねて15分おきます。その後足で10分踏んで生地は完成!

あとは数時間(?)寝かせて
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おうちで伸ばして切ってゆでて食べてくださ~い。
(写真は実演中)

次回は8月24日か31日で、稲の収量調査や害虫の調査、そしてそば打ちを予定しています。
収穫は9月28日になるかと思いますので、ぜひ予定を空けておいてください。
みなさまのご参加をお待ちしています!

今日のふゆみずたんぼ 【ジュウサンホシテントウ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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ぽつぽつと雨が降ったりやんだり…

3分の1くらいは出穂したでしょうか。
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●ジュウサンホシテントウ
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細長いテントウムシ。ヨシの生える湿地などに特異的なため、分布は局地的で少なく、地域によってはかなり希少なようです。幼虫、成虫ともアブラムシやヨコバイを食べる益虫。オーナー田にはかなり多く生息しています。

●ヒメコガネ?
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成虫はダイズ・アズキ・インゲン などの葉を食害し、幼虫は根を食べる。やはり近くの畑から飛んできたのでしょうか??

今日のふゆみずたんぼ 【誘導異常発生編】

今日のふゆみずたんぼ。
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どんよりと曇って風も強いのですが、なかなか雨は降りません。

マイ田んぼも5列ほど3株に1株を間引きました。
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けっこうな労働ですが、みるみる風通しのいい田んぼに。

間引いていない所はこんな感じ。
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うっそうと茂っています。

さて、昨日はお隣の慣行田でもヘリ散布があったのですが、気のせいかオーナー田でもクモなどが少なくなったような気がします。農薬に直接やられなくても、「ただの虫」がいなくなれば食べるものがなくなって、カエルなど益虫は少なくなるのではないでしょうか。

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今、ほとんどの農家さんは自分の田んぼに害虫がいようがいまいが、とにかく農薬をまきます。実際に害虫が不在の状況でも農薬をまいている場合も多いのではないでしょうか。そんなとき、ただの虫と益虫だけが少なくなります。そして、その後タイミングをずらして害虫が侵入してきたらどうなるでしょうか?害虫の天下になって大発生!ということにもなりかねません。こうしたことを害虫の誘導異常発生(リサージェンス)といいます。

減農薬の取り組みでは、無駄な農薬使用やリサージェンスを防ぐため、虫見板などを使って、実際に害虫の発生状況を確かめてから必要最小限の農薬を散布することなどが推奨されているようですが、どれくらい普及しているのでしょうか?


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ふゆみずたんぼの管理人です。
「ふゆみずたんぼin宮島沼」もいよいよ5年目!わかってきたようなやっぱりわからないような…。諸先輩方のアドバイスを受けつつがんばってます!どうぞよろしくお願いいたします!!

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