ふゆみずたんぼオーナーズblog

ラムサール条約湿地「宮島沼」を守るため、はたまた農作業で心地よい汗を流すため、いやいや美味しいお米をたらふく食べるため、とにかくいろんな理由で立ち上がった『ふゆみずたんぼオーナー』のためのブログです!

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本日作業日です! 【水田雑草が少ないぞ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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9組のオーナーさんが作業に来てくれました!

まずはイネの生育状況の確認。
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ぶんけつも順調で茎数もとれており、けっこう収量はいいのではないかとの診断。
一株にだいたい4本のイネがありますが(4粒まき)、だいぶ混み合っているので2粒まきのほうが良かったのでは?とのことでした。ここら辺の理由についてはまた後日紹介します。

次に雑草の診断と対策です。
DSCN2140.gif
だいたい今出てる水田雑草の種類はこんな感じ。
一株だけミズアオイも見つかりました。

ふゆみずたんぼと普通の田んぼ(慣行水田)で、同じ面積に生えている雑草を比較しました。
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どっちがどっちでしょう!?
驚くなかれ、右の少ないほうがふゆみずたんぼなんですね~。
自分でもびっくりしてしまいました。
除草剤を使わなくても雑草は抑えられるし、逆に、除草剤を使ってもこんなに雑草が生えるんですね…。

イネドロオイムシを駆除したり、様々な田んぼの生きものを観察して作業は終了。
水路にいたゲンゴロウブナ、ドジョウ、タイリクバラタナゴ、トゲウオも人気でした。

お昼はみんなで手作りピザです!
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地元産の夏野菜はもちろん、イチゴとハスカップジャムを使ったデザートピザも大人気!
いい天気のなか、のんびりとした時間を過ごすことができました。
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今日のふゆみずたんぼ 【イネドロオイムシ幼虫編】

今日のふゆみずたんぼ。
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ねおすのメンバーが一足早く田んぼ作業にきてくれました!

そろそろイネドロオイムシ(害虫)の幼虫が出始めました。
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見つけ次第昇天してもらってます。

泥(排泄物)をはがすとこんな感じ。
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ピンぼけですみません…

さあ、明日はいよいよ作業日ですね!
イネの生長、いろんな生きもの、雑草の生え具合など、ふゆみずたんぼと普通のたんぼで比較したいと思ってます。もちろんその後は石釜でピザづくり!これがまたウマイんだ…。
お楽しみに~。

今日のふゆみずたんぼ 【ミズムシ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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朝方は曇っていて気温も低めでしたが、日中は天気がよくなりました。

2ミリ程度のユスリカ、ハエ、アブラムシなどがけっこうたくさんいます。
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悪いやつがいないか心配です。

●シマアメンボ(?)
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アメンボには22種類の仲間がいるそうですが、田んぼには、アメンボ(11.5-16mm)、ヒメアメンボ(8.5-10mm)、シマアメンボ(5-6mm)が多いそうです。普通にいるのはたぶんヒメアメンボなんじゃないかと思います。

●コミズムシ
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マツモムシに似てますが、背泳ぎはしません。コミズムシ(5.5-6.5mm)より大型のミズムシ(9.5-11.5mm)は、どちらかといえば湖沼などに多いようです。

●ミズムシ
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これもミズムシです。水路の泥をすくったら大量にいました。
気持ち悪いっす…。

今日のふゆみずたんぼ 【ガガンボ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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今日も暖かくいい天気です。

●ガガンボの仲間
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通称「蚊トンボ」ともいうらしいですね。大きくて煩わしいけど、捕まえるとボロボロと崩壊してしまうなんとも弱々しい生きものです。
幼虫がイネの根を食害するキリウジガガンボという種類もいるらしいけど、これはどうも違うようです。…違うと思います。違うといいな。そもそもガガンボの特徴のひとつとして「種類が多いこと(日本にも700種類以上)」とあり、早々に同定をあきらめました。高校時代、ガガンボの研究をしていたことからガガンボと呼ばれていた先生がいましたが、今となったら尊敬ものです。

今日のふゆみずたんぼ 【夏風邪…編】

今日のふゆみずたんぼ。
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せっかくのいい天気なのに夏風邪をもらったようです…

駐車場横の田んぼとセンターの間の水路にいろんな生きものがいました。

イトトンボのヤゴ
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トンボのヤゴ
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今日のふゆみずたんぼ 【ガムシの幼虫編】

今日のふゆみずたんぼ。
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なんだか畦草が枯れてる!?除草剤が風に乗ってきたのでしょうか??

ガムシの幼虫がいました。
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すごい迫力です。

ミズカマキリもいました。
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お尻の管を水面に出して呼吸します。

そんなガムシやミズカマキリに狙われているであろうオタマジャクシ。
DSCN2096.jpg
水面に空気を吸いにきます。

●コメツキムシの仲間
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仰向けにすると、パチンと音をたててはねあがる様子がお米をつく音に似ているから名前がついたそうです。いくつかの種類で幼虫が麦やトウモロコシの害虫としてしられているので、それが今になって成虫になったのかと思います。


今日のふゆみずたんぼ 【アシナガグモ…orz編】

今日のふゆみずたんぼ。
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昨日「アシナガグモの仲間」として紹介したクモがいました。
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かなり普通なクモだと思うのですが、図鑑「日本のクモ」をひっくり返して見ても種名がわかりません…泣

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驚くとイネの葉の裏に隠れます。日中はほとんどこうして隠れているのでしょう。

あとは…
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ヒルがうねうねしてました。シマイシビルでしょうか?吸血はせず、水生昆虫やイトミミズなどを食べます。

●ツチカメムシの仲間
ヒメクロツチカメムシ
大きさからしてヒメクロツチカメムシかと思いますが、識別点がよくわかりません…。「札幌の昆虫」によると、幼虫の食草にイネ科とキク科とあるので、もしかしたら害虫なのかもしれませんね。

●ヒゲナガガの仲間
ヒゲナガガ
これまた識別が難しい…。ウスベニヒゲナガかもしれません。幼虫の産卵寄主は不明とのことですが、他の種類ではイラクサやヤナギなどが知られています。オスが特に長い触角を持っていて、その配偶行動に何かしらの意味を持っているのではないかと言われています。

今日のふゆみずたんぼ 【益虫も出現編】

今日のふゆみずたんぼ。
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まだ数は少ないけど、害虫を捕らえる「益虫」も出てきましたよ。

●ニホンアマガエル
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この時期見かけるアマガエルはけっこう大きいです。うまくいけば3~5年生きるようです。
まわりに合わせて色を変えるのを知っていましたか?あと、細菌などから皮膚を守るために毒性の物質を出しているので、さわった後に目などをこすらない方がいいです。

●コモリグモの仲間 (ウヅキコモリグモ?)
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クモの巣を作らない徘徊性のクモ。
ウヅキコモリグモは、卯月によくメスが子グモを背負っていることから名がついたそうです。写真のクモもそろそろ子グモがわんさか出てきそうですね。陸地を好み、畦で田んぼに侵入する害虫を食べてくれます。

●アシナガグモの仲間?
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昨日の夕方網を張っている所を写真に納めようとしたらカメラの電池が切れました。たぶんアシナガグモの仲間だと思うのですが…。

益虫ではないけど毛虫を一種ご紹介。
●ヒトリガ幼虫
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「クマケムシ」とも呼ばれ、多食性なので活発に動き回り、大きいのでよく目につきます。刺毛に毒はないらしいですけど、間違っても触りたくはありません。

今日のふゆみずたんぼ 【害虫?ただのムシ?編】

今日のふゆみずたんぼ。
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少し水位を上げるようにしています。

田んぼによくわからない蛾が…
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ハマキガかメイガの仲間でしょうか??
図鑑を見てもよくわかりません。

コイツは間違いなく害虫!
●イネクビホソハムシ(イネドロオイムシ)
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マコモで越冬し、今頃田んぼに入ってきて卵を産みます。幼虫はフンを身にまとっていて、その様子からドロオイムシと呼ばれます。葉の表面を削り取るように食害しますが、大発生しなければそれほど大きな被害にはなりません。窒素過剰の苗に集まるというので、そのほうが心配ですね。

●モノアラガイ
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外国語っぽい名前だと思っていたら、漢字で物洗貝と書くのですね。落ち葉、藻、死骸などを食べるそうです。ちなみに良く似た種では、少し小型でよりねじれたヒメモノアラガイと、左巻きで触角の細いヨーロッパ原産のサカマキガイがいます。


今日のふゆみずたんぼ 【ポンプ前の難敵編】

今日のふゆみずたんぼ。
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天気は下り坂のようです。

夏鳥の季節ですね~。
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コヨシキリがジョッキリリ、ジョッキリリ、ジョジョキリキリなど一所懸命にさえずっています。オオヨシキリのそばに縄張りをかまえているものは、ときどきオオヨシキリっぽいフレーズも入れています。

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北海道では夏鳥のモズも、子育てが始まったのでしょうか。エサとなる昆虫やカエルがたくさん出始めて忙しそうです。

●ベニシジミ
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全国的によく見られます。年2,3回発生して、写真の春型に比べ、夏型はもっと黒っぽくなります。幼虫はエゾノギシギシやスイバを食草とし、幼虫の時の日長が13時間以下なら春型、それ以上なら夏型になるそうです。

●カツオゾウムシ
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イタドリを食草とするので田んぼの近くによく見かけます。体色は黒ですが、橙色の粉を身にまとっているので鰹節的な色あいになっています。

●ドクガ幼虫
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ポンプに行く途中のイタドリにびっしりついているのがコイツらです。最初気づかないで藪こぎしたら、いつの間にか無数の毛虫が体にまとわりつき、まわりも毛虫だらけ、退路まで断たれて半泣きで立ちすくんでしまいました。毛虫は嫌いです。直接「毒刺毛」が生えるのは幼虫だけなのですが、結局この毒刺毛が、繭、成虫、卵にまで付着してまわります。名実ともにドクガなのでした。

今日のふゆみずたんぼ 【消えたイトミミズ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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調査日よりです。

苗は無事活着し、ぐんぐんと育っています。
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ただ、イトミミズがまた少なくなってしまいました…。
なんででしょう?
田植え前の代かきが効いたのか、イトミミズのエサがそれほどなくなってしまったのか…

カエルは手が生えていました!
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少しづつ田んぼへ移動させています。
うまく育ってくれるといいでのすが…

今日のふゆみずたんぼ 【小型ほ乳類編】

今日のふゆみずたんぼ。
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すきを狙って託卵しようとするカッコウとオオヨシキリが攻防を繰り広げています。
ムクドリも群れになって賑やかです。

今朝は宮島沼の会による小型ほ乳類のモニタリング調査がありました。

で、今日の獲物はエゾヤチネズミ…
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逃げた!

あとはオオアシトガリネズミ…
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死亡。。。

オオアシトガリネズミはモグラの仲間(食虫目)で昆虫食です。
罠にはエン麦を入れていて、そもそもトガリネズミを捕ろうとはしていないのですが、
どうしても迷い込んできてしまい、代謝が高いためすぐに餓死してしまいます。

アシと言えば(苦しいつながりですか?)、
以前救出したオタマジャクシにも足が生えてきました。
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そろそろ田んぼに離そうかな~と思ってます。

今日のふゆみずたんぼ 【畦草初級編②】

今日のふゆみずたんぼ。
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思ったより天気もよくなり、地域の運動会も無事開催されるようです。

昨日軽く畦草刈りを始めたのですが、刈りきってしまう前にもう少し取り上げてみます。

シロツメクサ(マメ科)
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いわゆる「クローバー」です。
先日23枚葉のクローバーが話題になってましたね。そこまでいくと幸運というより不気味な感じですけど。

ナズナ(アブラナ科)
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春の七草として有名ですね。
「撫ぜたいほどかわいい」ことから撫菜と呼ばれるようになったとも言われます。
その一方ではペンペングサとも呼ばれる雑草です。

ノボロギク(キク科)
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明治初期にヨーロッパから持ち込まれた帰化植物。
こう見えても花は満開です。

今日のふゆみずたんぼ 【除草編】

今日のふゆみずたんぼ。
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雨ですねぇ。たまにはいいものです。

そろそろ畦草をどうにかしないとなぁと思っていたら、
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水路をはさんで向こうはすでに処理済み。除草剤ですけど。

でも、除草剤を否定してはいけないと思います。
効き目は長持ちするし、手間はかからないし。
そもそも今、農業に求められている価値観ってそういうことだと思います。
だから除草剤は「普通」なのです。
ふゆみずたんぼは、それとはちょっと違う価値観をもって取り組んでいるだけです。

で、これが普通の田んぼの畦。
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普通の田んぼも原油価格の高騰のあおりを受け、資材費がふくれあがり深刻な状況です。
せめてお米の価格が上がればというのがみなさんの思いです。

で、これがふゆみずたんぼの畦。
DSCN2030.jpg
畦草刈りをしなくては…
イネ科の雑草は特に稲を食害する害虫を呼び寄せるので危険です。

畦に小麦まで生えてました…
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今日のふゆみずたんぼ 【水の生きもの編】

今日のふゆみずたんぼ。
DSC_0001_24.jpg
いい天気!!北海道に来てよかったな~と思います。

さて、水中で結構活発に動く物がいるので早速捕獲。

たくさんいたのはなんとちっちゃいマツモムシでした。
DSCN1983.jpg
水に接している畦草に卵を産み付けていたのでしょうか。

そして、1センチくらいのゲンゴロウ。
DSCN1980.jpg
たぶんヒメゲンゴロウってやつだと思います。
普通に見られるゲンゴロウということで、近縁のエゾヒメゲンゴロウなどとは
前胸背(頭の下の部分)の模様で見分けるそうです。

もうひとつ、ゲンゴロウの仲間かと思って捕まえたら、
DSCN1989.jpg
ん…なんか違う。
図鑑「札幌の昆虫」には載ってないけどゴマフガムシでしょうか?
それとも陸生の甲虫(セマダラコガネ)が水に落ちただけ??
5-6mmのちっこいやつです。

もっとミニサイズでは、
DSCN2011.jpg
大型のミジンコがたくさん。
以前紹介したケンミジンコとは別のグループです。

ちなみに、こうしたミジンコがたくさんいる湖沼は、ミジンコが植物プランクトンを食べてくれるので、透明度が高くなります。通常ミジンコは真っ先に魚に食べられてしまうのですが、そんなとき水草がいい隠れ場所となります。水草は、水中の栄養分を利用することで水質浄化に役立つことはよく知られていますが、同時にミジンコの隠れ場所となったり、底泥の攪拌を押さえたりすることで、透明な水環境を作り上げます。

また、ミジンコより一回り小さいこんなのも見つけました。
DSCN2010.jpg
ピンぼけですが…カイミジンコ。
ミニミニ二枚貝みたいな感じで、パカっと小さく開いては触角と足を出して泳いでいました。

あと、
DSCN2020.jpg
カイミジンコの半分くらいの大きさで、まるでサッカーボールです。
どうもボルボックスという植物プランクトンみたいです。


今日のふゆみずたんぼ 【畦草初級編】

今日のふゆみずたんぼ。
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いい天気です。水温も30℃を超えました。

畦にはえる雑草をいくつかご紹介します。

スカシタゴボウ(アブラナ科)
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名前(透かし田牛蒡)の由来は不明とのこと。「田」と「牛蒡」はいいとして、「透かし」って何でしょう?

タネツケバナ(アブラナ科)
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種籾を水につけるころに咲くことからタネツケバナ。生で食べても辛みがあって美味しい。

スズメノテッポウ(イネ科)
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「スズメノ」は小さいという意味。あとは穂の形を鉄砲に見立てて?

スズメノカタビラ(イネ科)
DSC_0006_09.jpg
最も一般的な雑草!?貧乏草とも呼ばれる。もう少し大きいカラスノカタビラもあるとのこと。

ふゆみずたんぼが宮島沼を救う!? 【その一】

「ふゆみずたんぼin宮島沼」が始まった経緯などについてぼちぼちと記していきたいと思います。

● ラムサール条約湿地『宮島沼』に忍び寄る危機 

『先人が開拓に着手したころの沼は周囲四里四方(12万坪)と謂われ、形状はほぼ円形をなし、水はわき水で透明、当時は飲料水としても利用されていた。』(「拓郷百年」より)

このように記されている宮島沼も、今ではその面影がありません。

大正年代から昭和初期までは何とか原始の姿を留めていた宮島沼ですが、昭和中期から始まった大規模な利水・治水事業を発端に、その水環境は悪化の一途を辿ります。1990年代に入る頃には水質が急激に悪化。ペンキを流したようなアオコが発生するようになり、「富栄養湖」を通り越した「過栄養湖」と位置づけられるようになりました。

050628宮島沼02

さらに、乾燥化や土砂の堆積も進み、近年では急速に水面が縮小しています。一部ではヨシ群落も衰退、ヤナギが急速に繁茂し、まるで湿地が湿地でなくなっていく様です。

半世紀に渡り宮島沼を見守り続けた草野先生は、著書「美唄の沼」でかつての宮島沼の様子を、『草が生えているのに土が無い、何処までが水面でどこからが岸の土だか、はっきりした境目の無い底無しとでもいうような沼でした』と表現しています。ふわふわと浮いている湖岸が切り離されて浮島となり、沼の北西岸はミズゴケやモウセンゴケが生え、高層湿原の様相を示していたようです。宮島沼は、今は無き国内最大の泥炭湿原であった「石狩湿原」の、数少ない貴重な生き証人だったのです。

050625ラムサールWS(美唄湿原)12

最近行われた調査では、かつての湿原を思わせる植物が、極僅かながら、今なお生きながらえていることが確認されました。しかしそれもあと何年も持たないでしょう。それどころか、このまま宮島沼の環境が悪化しつづければ、近い将来にはマガンなどの水鳥にも悪い影響が確実に及んできます。今、宮島沼を救う手だてを考えなければ、手遅れになってしまいます。

マガン塒立ち01080415
《つづく》

今日のふゆみずたんぼ 【田植え疲れ?編】

昨日の田植えはお疲れ様でした!
なんだか足腰や背筋に少し筋肉痛が…
田植えを土曜日に設定して正解だったのではないでしょうか!?

今日のふゆみずたんぼ。
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一昨日とはまったく表情が違いますね!
多少不揃いですが、なかなか味があります。

ちょっと南風が強く、苗が倒れてないか心配だったのですが…
DSC_0001_22.jpg
昨日は少し倒れていた苗まで上を向いて、心配なさそうです。

青空も見え、風にも夏のにおいが感じられます。
これからの生長が楽しみ楽しみ!!

本日作業日です! 【田植え祭り編】

今日はいよいよ待ちに待った田植え祭り!!
降り続いた雨も小降りになって適度に苗を湿らせ、気温は過ごしやすく風もなく、どんよりとした曇り空でも絶好の「田植え日より」と言えるのではないでしょうか??

まずは本日ご指導頂く「大富アグリサポートシステム」のご紹介。
そしていよいよ田植機の実演です。
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「アレ?牛山くん運転したいんじゃないの??」というありがたい申し出もあったのですが、なんとなく尻込みしてしまいました…。来年はぜひ!!

その隣では昭和中頃まで活躍した「型付け機」で手植え用の目印を付けていきます。
DSC_0005_08.jpg
苗を植える場所がぽこんと盛り上がる優れものです。
苗を植える間隔も自在に調整できますが、ネジがさびきっていたので今回は間に合いませんでした。

「型付け機」以前は、木の枠で田面に格子状の跡を残す、通称「コロ」とも「コロガシ」とも呼ばれる「型枠機」を使っていました。今回も準備はしていたのですが、雨で田面が見えなかったり、予想以上に田んぼの土が軟らかかったので使いませんでした。

次に田植え指導をして頂きました。
DSC_0012_04.jpg
ポイントはやはり深く植えすぎないことだったでしょうか。
直接収量にも関わってくることなので、みなさん真剣に聞き入ります!

午前11時、手植えスタートです!!
DSCN1948.jpg
最初は恐る恐るでしたが、だんだん手慣れていく様子がわかります。

みるみるうちに緑にかわる田んぼ。
DSC_0019_01.jpg
マイ田んぼの田植えが終わったオーナーさんはお隣さんを助け、最後には田植えに来られなかったオーナーさんの田んぼまで協力して仕上げていきます。13時には全区画田植えが終了!ほどよい(?)疲労感とぺこぺこなお腹…。

最後はアグリサポートの奥様方が準備を勧めてくれたバーベキュー。
DSC_0026.jpg
月形のおいしいジンギスカン、アスパラやタマネギなど地元産の野菜、そしてオーナーさんによる数々の差し入れ!!

長い一日となりましたが、ご満足いただけたでしょうか??
私はもちろん大満足!!(※)
ご参加頂いたみなさま、ご協力頂いたみなさま、本当にどうもありがとうございました!!

 (※)娘が田んぼに入るのを断固拒否したこと以外は…ですね。

今日のふゆみずたんぼ 【明日は田植え編】

田植えを待つ今日のふゆみずたんぼ。
DSCN1931.jpg
時々雨がぱらつきますが、風は強くなく、割合暖かいです。
日差しも見えているので、明日の田植えまでには回復するでしょう!!

もうひとつ田植えに必要な道具をお借りすることができました。
DSCN1934.jpg
どうやって使うかは田植えのときのお楽しみ。
実際に使うのは3,40年ぶりとのことです。

あとは…
ふゆみずたんぼオーナーズグッズが届きました。
DSCN1933.jpg
なかなかよくないですか??

今日のふゆみずたんぼ 【2回目代かき編】

今日のふゆみずたんぼ。
DSC_0001_20.jpg
二回目の代かきをするので朝から水を落としています。

今回の代かきは、主にヒエやコナギなどの水田雑草を浮かせて流したり、土の中に練り込んでしまうことを目的としています。また、丁寧に田面の均平をとって、一定の水深を保てるようにします。田植えをしてから田面が見えて空気に触れてしまうと、すぐにヒエが根付いてしまい、抑草に失敗するからです。ただ、水田雑草が少ない今年の田んぼでは、あまり抑草に気を使うこともなさそうです。

まずは、回転して土を粉砕する「ドライブハロー」を回さずに、地面に押しつけるようにして、水口の少し高い部分の土を水尻側に移動させます。
DSC_0002_09_20080604132918.jpg

その後ドライブハローを回して仕上げていくのですが、ふと田面を見ると…
DSCN1930.jpg
お、おそろしいほどのユスリカの幼虫が…
ユスリカの数が多くなりすぎると稚苗を食害するといいますが、どうなのでしょうか?
まあ、種類にもよると思いますし、成苗を移植するので気にしなくていいとは思います。

あとちょっと気になったのは、
DSC_0004_04_20080604133017.jpg
代かきの土砂混じりの水がどんどん流出してしまいます。
なんだか時間をかけて作った土が失われていくのはもったいないような!?

それだけでなく、こうした土砂が宮島沼に入りこめば沼が徐々に埋まってしまうことになるので、宮島沼の水環境を考えると避けなければいけない事態です。何かしらの方法があるはずなので、これから考えていこうと思います。

でも、いよいよこれで田植えの準備が整いました。
オーナー筆頭のSさん曰く、「隣の田んぼ(慣行水田)と土が全く違う」とのこと。水面を覗けばユスリカ幼虫だけでなく、無数のミジンコ、ゲンゴロウ、アメンボ、そして今日初認のアマガエルのオタマジャクシ。生きものの数や種類も全く違います。これらがどのように「米作り」に反映されるのか!?本当に楽しみになってきました。

今日のふゆみずたんぼ 【やっぱり安物は…編】

今日のふゆみずたんぼ。
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寒くもなく、暑くもなく、絶好の作業日よりです。

Sさんが田植えに使う秘密兵器を持ってきてくれました。
DSCN1925.jpg
実際どう使うかは当日のお楽しみです。

今日はひとつ災難が…
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田植え靴に穴が開いてしまいました。
田んぼに通っている自転車に引っかけてしまったみたいです。
ガムテープで補修してトコトン使うか、ミツウマ(?)のプロ仕様の田植え靴を買うか悩みどころです。

今日のふゆみずたんぼ 【ユスリカ羽化編】

今日のふゆみずたんぼ。
DSC_0001_18.jpg
相変わらず肌寒いですが、来週からはよくなるとのことです。

風下の水面にユスリカの羽化殻がたくさん浮いてました。
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どうも調べてみるとユスリカは、泥の中で幼虫からさなぎになりますが、羽化直前にさなぎが水面に浮いてきて、「ほとんど瞬間的に胸部背板が縦に裂開し」羽化するみたいです。いやいや面白いですね。
さらに、ユスリカの成虫は口器が無く、何も食べないそうです。人の血を吸う蚊も少しは見習ってほしいものです。
プロフィール

田んぼ管理人

Author:田んぼ管理人
ふゆみずたんぼの管理人です。
「ふゆみずたんぼin宮島沼」もいよいよ5年目!わかってきたようなやっぱりわからないような…。諸先輩方のアドバイスを受けつつがんばってます!どうぞよろしくお願いいたします!!

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