ふゆみずたんぼオーナーズblog

ラムサール条約湿地「宮島沼」を守るため、はたまた農作業で心地よい汗を流すため、いやいや美味しいお米をたらふく食べるため、とにかくいろんな理由で立ち上がった『ふゆみずたんぼオーナー』のためのブログです!

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今日のふゆみずたんぼ 【ゲンゴロウ?幼虫編】

今日のふゆみずたんぼ。
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天気はまずまずなんですが…なんでこんな寒いんでしょう 怒
ちょっと怒りたくもなってみます。

水尻の方にこんなのがたくさんいました。
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ゲンゴロウの仲間の幼虫だとは思うのですが、それ以上のことはよくわかりません。
分厚い図鑑はたくさんあるのですが、幼虫まではなかなか載っていないんですよね。
特にゲンゴロウやガムシの仲間は…。
誰か教えて下さい!
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今日のふゆみずたんぼ 【アオサギ被害も検証編】

今日のふゆみずたんぼ。
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青空も見えて気持ちいい天気になりました。

コヨシキリがやってきました。
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す、すみません。後ろ姿のみです。
でもにぎやかな鳴き声を聞くと、これからやってくる夏を思わせてくれます。

ここ最近、ヒマを見つけては畦の補修をしています。
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奥のほうが補修済みです。
泥とわらをこねて、かなりねっぱるようになったらペタペタと塗っていきます。
写真のように畦の幅の1/3くらいが欠けてしまった場所では1時間に1㍍くらいしか進まない場合も…。
もし今週末お暇でしたら一緒に畦補修しませんか??

さて、今日はアオサギの足跡を見つけました。
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アオサギもおっきな足で移植直後の苗を踏み倒すとして害鳥扱いされています。
そこで足跡を追って「踏害」の現場を押さえようとしたのですが、なかなか踏んでくれません。
水かきのないフォークみたいな指なので、ベタベタ踏みつけるようにはならないのです。

おっ、あったあった!
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うーん…
これは「害」なのでしょうか??
押しつぶされてはいるけど、根っこは抜けてません。
カルガモは水かきもあるし、泳ぐように移動するので根っこからえぐるような形になりますが、アオサギはヒョコヒョコと足を上げて移動するので、真上からグニュっと押しつぶすだけです。

たいして害にならないのなら、逆に、アオサギがいる田んぼは生きものがたっくさんいる田んぼだよ~ってことで重宝するような時代もくるのかもしれませんね。

今日のふゆみずたんぼ 【カルガモ被害検証編】

今日のふゆみずたんぼ。
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またまたはっきりしない天気です。

さて、今日は予告通り「カルガモ被害徹底検証」です!!

カルガモ被害で問題になるのは、主に苗の籾部への食害と歩行や遊泳に伴う倒伏害です。
そこでその2点に注目しながらしばらく観察してみました。

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苗の列の間を移動しながら、田面付近を熱心にあさっています。
どうも雑草の種子や芽、水生生物を濾しとって食べているようです。
積極的に苗を食害したり、倒伏させたりする様子はありません。

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観察している僕に気づいて慌てて引き返すときも苗の列の間を移動していきます。

それでも時折苗の列を超えて移動しているので、倒伏があるかと思い見に行きました。
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足で引っかけたのか、やはり所々苗が浮いちゃっています。
根元に籾が残っているので、やはり食害したわけではなさそうです。
でも他に食べるものが無ければ苗も食べるのかな~と思いました。
いずれにしても、苗が活着する(根付く)までの一時期だけなのでしょう。

結論
・食害はほとんどない。
・基本的に苗の間を移動するが、それでも所々倒伏させる。

カルガモの防除対策としては、
「排水路側の畦畔沿いにたてたネット、水田周囲に張った防雀テープ、かかしを除く各種防鳥器具」が有効と言われています。でも、爆音機に関しては案外有効範囲が狭いですね…。よくて50㍍くらいでしょうか。
また、「1センチ程度の浅水管理」も有効と言われますが、気温が低かったり風が強かったりするときは深水管理が基本になりますので、北海道では実用的でないかもしれません。

一方、ふゆみずたんぼは、
・苗より美味しいエサがたくさんある。
・成苗を移植するので根張りもよく、倒伏に強いかもしれない。
ということで、カルガモはほとんど気にしなくてよくなるのかと思います。

今日のふゆみずたんぼ 【お隣の田植え編】

今日のふゆみずたんぼ。
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冷たい北風がやや強いですが、快晴の気持ちいい天気です。

表札にノビタキがとまり、さえずっています。
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なかなかいい「ソングポスト」になっているようです。
もう少し高くすればモズやノスリなどの止まり木にもなりそうですね。

さて、昨日の午後はお隣の田んぼで田植えがありました。
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田植機を操作するのは我らがサポーター筆頭のSさん。

目にもとまらぬ速さで苗が植えられていきます。
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同時に肥料も撒いているようです。

その横では黄色いプラスチックの車輪がパタパタ回っています。
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往復して帰ってくるときの目印を作っているとのこと。

みるみる田んぼが緑になり、とても気持ちのいい光景なのでした。
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そんな田んぼに今朝さっそくカルガモが!!!
前回紹介した爆音機から70㍍くらいの距離なのに…。

Sさんにはだまって、その様子をしばらく観察しました。
その様子はまた明日!
次回、『カルガモ被害徹底検証』です!!!

今日のふゆみずたんぼ 【爆音機編】

今日のふゆみずたんぼ。
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ゲンゴロウが交尾していました。
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しばらくしたらゲンゴロウの幼虫も見られそうです。

さらに畦にはフナっぽい魚のウロコが…
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用水に流されてきたところをカラスかなにかに食べられたのでしょうか?

それはそうと、最近ふゆみずたんぼ付近では、『ズバンッッ』という爆発音が定期的に空気をふるわせています。
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お隣の田んぼで沼の脇に設置された爆音機です。
田植え直後の田んぼにカルガモが入るのを防除する目的です。カルガモが入ると、幼い苗をかき回され、時には食害されると言い、また、田んぼの水面に張った農薬の膜も壊されるので困るのだそうです。ただ、ふゆみずたんぼでは農薬は使わないのでその効き目に関する心配はもちろんいりませんし、成苗を移植するので、もしかしたら倒害や食害も気にしなくていいのかもしれません。いろんな意味で自然とのつきあい方が変わってくるのがふゆみずたんぼなのかなと思います。

今日のふゆみずたんぼ 【ユスリカ幼虫編】

今日のふゆみずたんぼ。
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ふゆみずたんぼの技術指導をしてくれている民間稲作研究所の稲葉先生とNPO法人たんぼの岩淵先生が様子を見に来てくれました。水田雑草にはそれほど悩まされないだろうとのことでしたが、水尻がもろくなっているので気を付けてとのこと。
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確かにちょっと不安かも…。
左奥から削れてきてしまっています。

今日は水質&生きもの調査の日でした。
イトミミズは、数こそは13匹と前回と変わらずでしたが、田んぼ一面に分布を広げているようでした。
また、今回は一気にユスリカの幼虫が増えて20匹も確認できました!
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アップではあまり見たくないですかね…。
私はこれを見ながら普通に筋子のおにぎりを食べてましたが。

赤くないのもいました(右はイトミミズ)。
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なんなんでしょう?

今日のふゆみずたんぼ 【ガムシ編】

昨日は久しぶりに母校の北大に。キャンパスがずいぶんきれいになっていました。
二つのゼミでしゃべり続けてノドが痛いです…。

今日のふゆみずたんぼ。
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ガムシがのろのろと泳いでいたので、拾い上げて写真撮影。
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おっきなゲンゴロウといった感じですが、水中を泳ぐときゲンゴロウは細かい毛の生えた後ろ足を左右一緒に動かして泳ぎますが、ガムシは左右バラバラに動かしてバタバタと進んでいきます。また、ゲンゴロウはお尻の先を水面から出して空気を吸いますが、ガムシを頭を上げます。成虫は水草や枯れた植物などを食べますが、幼虫はどう猛な肉食性。姿形も成虫からは想像のつかない迫力です。

今日のふゆみずたんぼ 【マイマイカブリ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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朝から風が強いです。

エゾマイマイカブリが畦を踏み外してました。
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カタツムリやミミズを食べるオサムシの仲間で、日本の特産種なので昆虫好きの外国人に人気があります。水没している胸部はかなりきれいな金属光沢を持っていて、けっこうかっこいいです。ちょっと長めのダンゴムシみたいな幼虫もカタツムリを食べます。

今日のふゆみずたんぼ 【ニューフェイス編】

今日のふゆみずたんぼ。
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まだ霧雨が降っていますが、午後から天気は回復するそうです。

そんな中、田んぼにニューフェイスが…
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イソシギです。
『磯鴫』というわりには河川や湖沼のそばでよく見かけ、道内では普通に繁殖しています。
尾を上下に動かし、か細い声で「チーリーリー」と鳴き、羽を小刻みにふるわせるように飛びます。
肩にくい込んでいる白い部分も目印になります。

あと、
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ヨシガモが4羽。
味がよいことからヨシガモということですが、漢字では葦鴨です。
植物の種子や葉などを食べますので、この時期の田んぼにはもってこいですね。
渡り鳥かと思いきや、道内でも繁殖する夏鳥だそうです。

今日のふゆみずたんぼ 【晴耕雨読編】

今日のふゆみずたんぼ。
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南風が強く、時折殴りつけるように雨足が強まります。
もろくなった畦の様子を気にしつつ、今日は一日デスクワークに専念しようかと思います。

そうそう、『ふゆみずたんぼオーナーズ』のワッペンの見積もりが届きました。
画像をクリックすれば原寸大で表示されます。
いずれも20コづつ注文しますので、希望者は早めにお申し付け下さい!

図案1.
110×20ミリ 350円
ふゆみずたんぼロゴ


図案2.
65ミリ 350円
ふゆみずたんぼロゴ1

本日作業日です!【田ならしは男の仕事編】

今日は『ふゆみずたんぼオーナーズ』の作業日。
初夏を思わせる晴天に恵まれ、朝はノゴマがお出迎えしてくれました。
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10時半になり、続々とオーナーズがお集まりに…。総勢43名!感謝感謝です。

最初は「水まわり」ということで、マイ田んぼの様子を各々チェック。

その後の「生きもの調査」では、このブログでお伝えしていた生きものがほぼ勢揃いした水槽もでき、順調に増加しているイトミミズを観察することができました。

田んぼ作業は、「田ならし」と「畦ぬり」。
田ならしは水口側の少し締まった田面をスコップでドロドロにし、それを電柱で水尻側に一気に引っ張り、田面を均等にしました。見て下さい!!この水牛のような(失礼…)オトコたちの勇士を!!
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ちょっとへとへとになった(?)オトコたちは、オーナーズの惜しみない拍手によって称えられたのでした。畦ぬりも順調にこなし、「できるもんだなぁ」とオーナー筆頭のSさんも感嘆しておりました。

お昼は山菜お料理会。
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いずれも「その辺」で採れた野草・山菜ばかり。メニューは…
ヨモギ団子、エゾノリュウキンカのおひたし、セイヨウタンポポのきんぴら、タラノキ・ウド・クサソテツ(こごみ)・エゾエンゴサクの天ぷら、ギョウジャニンニクの醤油漬け、漬け物。個人的には苦みの効いたリュウキンカが好きでした。
アレフさん差し入れの「若槻さんのふゆみずたんぼ米」も大好評!!「私のごはんがなくなったー!」とぼやくスタッフにおにぎりを差し入れてくださいました皆さま、ありがとうございました。ご協力頂いたセンターボランティアの皆さまにも感謝です!
ごちそうさまでした!!

最後は「苗づくり見学」。
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こんな機会でもないと普通はハウスなんて見られません!
私も水を撒いているところを初めて見られて楽しかったです。水圧で機械が動いていくんですねぇ。

一回り大きくなった苗たちと再会するのは6月7日(土)の田植えです!!
皆さまのお越しをお待ちしておりまっっす!!

今日のふゆみずたんぼ 【ユスリカ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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水面付近をユスリカがたくさん飛んでいました。
産卵に来ているのでしょうが、なぜか水面に浮かんだゴミやクモなどを盛んに突いていました。
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誤解しないでほしいのですが、ユスリ蚊は刺しません!

それどころか、その幼虫は田んぼの泥を飲み込み、その中の有機物や微生物を食べているので、ミミズと同じような働きをする「益虫」なのです。幼虫は「赤虫」とも呼ばれますが、それは酸素が少ない泥の中でも呼吸ができるように、ヘモグロビンという呼吸色素をたくさん持っているからです。

雄のユスリカは蚊柱を作って、その羽音でメスを誘因するそうです。雄は触角が羽毛状に広がり、ぼわっとしているので見分けがつきます。ちなみに、とまったときにユスリカは前足をあげるのに対して、刺すほうの「カ」は後ろ足をあげるので見分けられます。

おまけ…11日に作った簡易取水口は水没してしまいました。
田んぼに水が入る灌漑期には、宮島沼の水位は50cmくらいあがります。
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今日のふゆみずたんぼ 【マツモムシ編】

快晴!風もそよそよ暖かく、こんな日は外で作業したいのにデスクワーク満載です…。

今日のふゆみずたんぼ。
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そうそう、昨日見た「黒い小さなモノ」の正体がわかりました。
ゲンゴロウの一種です。ゲンゴロウはお尻に酸素ボンベのような気泡をつけて潜ってますが、その空気交換のために水面に浮き上がってきたところを見たのでした。

今日はそうしたゲンゴロウの他にもマツモムシ(松藻虫)をよく見かけました。
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お腹を上にして仰向けに泳ぐので英名をバックスイマーと言います。
なかなかどう猛な待ち伏せ型のハンターで、水面に落ちた昆虫や水中のオタマジャクシなどを鋭い針のような口(口吻)で突き刺し、消化液で溶かして食べてしまいます。この消化液、矢毒に使われるほどの毒性があり、刺されるとかなり痛いらしいです。

話は変わりますが、昨日、なんとなく「そろいのつなぎがあったらいいな~」と思い、さっそくロゴを作ってプロノ(旧ワークショップ光成)に出かけました。

こんなのや
ふゆみずロゴ

こんなの
ふゆみずロゴ0
を胸や肩に付けたつなぎを作ろうというわけです。

さっそく見積もりを作ってもらうことになりましたが、どうもつなぎ代の他に2000円前後でできそうです。たぶん帽子なんかにも縫いつけられそうですので、「ふゆみずたんぼオーナーズ」グッズを揃えて行ければと思います。子供用のつなぎもあったので娘にもと思ったのですが、その娘、先日水の張った田んぼを見て、「きっれー、海!!」って言ってたそうです…。

今日のふゆみずたんぼ 【用水はどこから編】

今日のふゆみずたんぼ。
何だか晴れそうな気配もみせつつ、どんより曇って雨がぱらついています。
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田んぼのまわりを歩いていると、一瞬だけ黒い小さなモノが水面に浮かんで沈んでいきました。
オタマジャクシ??
一日おきに用水を入れているので、もしかしたら混入してきたのかもしれません。
オーナー筆頭のSさんも、案外大きなフナも用水に混じって田んぼに入るんだよな~と言ってましたし…。

ふゆみずたんぼにやってくる用水は、もともと石狩川の水です。
ただ、ふゆみずたんぼにたどり着くまでに、他の田んぼの排水や宮島沼の水も混じります。だから、水に流されてふゆみずたんぼにたどり着いた生きものは、石狩川からはるばるやってきたというより、途中の水路や田んぼ、宮島沼にいたものと考えた方がよさそうです。また、他の田んぼから雑草が株毎流れてくるようなこともあるそうです。そうしたことを確かめる調査も面白そうですね。マガンが運んでいると疑われている水田雑草なども、案外水によって運ばれているのかもしれません。

用水の流れを簡単に説明すると…
上の写真だと、田んぼの右側に水路があり、奥から手前に向かって水が流れています。
いったん田んぼの横を通り過ぎた水は、駐車場の道路向かいにあるポンプ(下の写真右奥の建物)でくみ上げられ、道路をくぐり、駐車場のわきを通り、ふゆみずたんぼまで流れ落ちてきます。
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それを田んぼわきの水門の高さを調整して水量を管理しながら田んぼに流し込むという具合です。
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ちなみに、ふゆみずたんぼを出た水は、また直ぐ横の水路に流れ込みますが、隣の田んぼの水は宮島沼へ注ぎ込まれます。

今日のふゆみずたんぼ 【ミクロの世界編】

やっぱり寒い今日のふゆみずたんぼ。
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たまりつつある仕事を少し気にしながら、新たな秘密兵器を登場させました。

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プランクトンネット~!(ドラえもん風にお願いします)
文字通りプランクトンを濾しとるネットです。

さらに、
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ファーブル・フォト~!!
デジカメを装着できる実体顕微鏡です。

生きもの調査をしていたときにコチョコチョ動いている小さな生きものが何なのかを探ります。
それがコレ。
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『ケンミジンコ』ってやつらしいです(クリックで拡大)。
左下の方が頭で、ぽちっとある赤い点が目で、透明でわかりづらいですが触角が2本あるのがわかります。腰のあたりにぶらさげているのが卵のうです。

横から見るとこんな感じ。卵のうが着いていない個体です。
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そんな彼らはどう猛なハンターで、より小さなミジンコやワムシなどを食べているそうです。
小さなワムシがうにょうにょ動く中、時折ケンミジンコがシャーシャーとやってきて、見ていると飽きることがありません。今度の作業日には皆さまにお見せしたいと思いますのでお楽しみに~。

※ふゆみずたんぼのミクロな世界は本家えこりん村のブログでも紹介されてましたよ。要チェックです。
http://www2.ecorinvillage.com/fuyumizutambo/2008/05/post_185.html#more

今日のふゆみずたんぼ 【コガモ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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5月に入って気温の上がらない日々。今日も天気はいいけど風が強く、肌寒いです。
水が溜まり始めた隣の田んぼにカルガモとコガモが入ってました。
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コガモは、少数は夏にかけても北海道で見られますが、サハリン・南千島以北で繁殖する渡り鳥です。味はたいそう美味とのことで、昔は重宝したと聞いています。

さて今日は週末の作業に使う『畦塗り鍬』を探しに行きました。
近所の農家さんに聞いてももう残っていないということで、かなりの貴重品になっています。

市の郷土資料館に展示してあるかなと思ったのですが、さすがに展示品は使わせてもらえず…。展示には出していない古民具や農具が収蔵されている『旧桜井邸』を訪れました。
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おっ、なんだかありそうだぞ…。
使い道がよくわからないたくさんの農機具の出現に胸がはやります。
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くわコーナー発見!!
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はっ…。よく考えたら『畦塗り鍬』がどんなもんだかわからない…。
案内してくれた郷土資料館館長も頭をひねるばかり…。

しょうがないので2点ほど見繕って持ち帰り、帰り道、郷土資料館の収蔵品の管理などの手伝いをされている上美唄のAさんちに寄りました。それで、まぁなんとなくわかったのですが、それ以上に衝撃的な事実が!

曰く、「畦塗り!?ああ、内地ではやるらしいけど、この辺りではやってなかったね。」

えええ!?
詳しく聞くと、どうも馬を使って土を盛って、それを板を使って整えて畦を作っていたとのこと。
そ、そうか…。畦を作るのも地域によってやり方は様々なのかと認識を改めつつ、古き時代の畦づくりへの探求は続くのでした。

今日のふゆみずたんぼ 【マガン泳ぐ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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ここ最近と比べて水がたぷたぷだとお気づきになったでしょうか??
一晩だけ用水を使ってみました。

今日は水圧が弱くなってきたポンプのお掃除。
ヒシの実やらタニシやらフナやらが詰まって、ちょっと大変なことになってました。目詰まりをとった後、バケツを沈めて簡易取水口として、こんどは沼の水の上澄みだけを吸い取るように工夫してみました。
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今までは直接沼にドボンと吸水口を置いていたのですが、今度はやや内側。ヨシがフィルターになって、田んぼに入ってくる水も透明度が増しました。
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宮島沼にはまだマガンが4,500羽残っているのですが、水の入りはじめた田んぼでのんびりしていました。
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例年になく早くから田んぼに水があがってきた今年ならではの光景です。
将来的にふゆみずたんぼが増えてきたら4月半ばからこんな光景が見られるかもしれませんね。
ゆっくりと畦草などを食べられるので、案外小麦食害も減るかもしれません。

今日のふゆみずたんぼ 【イトミミズ!編】

ちょっと肌寒い今日のふゆみずたんぼ。
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今日は生きもの&水質調査の日。
プランターの上に機材を載せて、洗濯バサミでセンサー部分が水に浸かるようにします。
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5箇所で水質と水深を計測して、最後に土を採取。
センターに戻ってイトミミズを数えます。

おっ、おっ、おっ!?
結構います!
全部で15匹!!前回の1匹よりは格段の進歩です。

はぁ…。目がちかちかする…。

今日のふゆみずたんぼ 【オタマジャクシ受難編】

5日間かけて440キロを走破した小麦調査も終わりました。
農家の方々には忙しい時期に農道に入り、双眼鏡で畑をジロジロと眺めてご迷惑をおかけしました!

今日は地元の小学校で授業がありました。
 「今から百年ほど前、1891年に何があったかわかりますか!?」
 「宮島(左次郎)さんが入植した~!」
 (エッ、なんで知ってるの??)
って具合になかなか鋭い連中なので手を抜けません…。

さて、今日のふゆみずたんぼ。
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どうも水持ちが悪くなってきたので、オーナー筆頭のSさんの提案で来週初めにもう一度代かきをすることにしました。

今日は通水式があり、用水があがってくる日です。
みるみるうちに水が水路にあふれ、宮島沼の水位よりも高くなり、宮島沼の流出口から水が逆流していきます。
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先日(4/30)お伝えした水路の水たまりに産み落とされたアカガエルの卵もこのままだと流されてしまうので、昨日のうちに孵化したてのオタマジャクシを十数匹保護しておきました。
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ただ、ジュズカケハゼなんかも入っている水槽なので食べられてしまったのか今日は見あたらず…。コレは遺憾と急いで他のオタマジャクシも保護しに向かったのですが、時すでに遅し。濁流にのまれてどこかへ行ってしまいました。

今日のふゆみずたんぼ 【ジュズカケハゼ編】

今日のふゆみずたんぼ。
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今日は午前中も少しポンプを動かそうかなと思い、足下を見ると
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ポンプに巻き込まれたジュズカケハゼ発見。

すでにお亡くなりになられたようです。水生昆虫や底生動物などを食べ、沼にはかなりたくさん生息しています。3月から5月が繁殖期ということで、トンネル上の巣を作って見張りをするようです。水槽に再現してみたいですね。

ポンプに吸引された魚はやっぱり全部死んでしまうのでしょうかね…。
うちの田んぼの水路(排水)は宮島沼とつながっているので、うまく整備してあげればフナやドジョウが産卵のために上ってくるかもしれません。ナマズなんかもそうですが、田んぼと川や沼を行き来する魚や水生昆虫って案外いるんですよ。ただ、最近ではコンクリート三面張りの水路などで田んぼと水辺が分断され、そうした生き物たちも田んぼでは見られなくなっています。

《おまけ》
田んぼの隣の木にとまっていたノスリです。
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今日のふゆみずたんぼ 【アオサギ編】

昨日は息子の初節句と娘の誕生日でお休み(1ヶ月ぶり!)を貰いました。
とはいえ田んぼの様子も気になるので、娘(3歳)に、「公園と、温泉と、田んぼ!!どこ行きたい??」と聞いたところ、「こーえーん!!うわーい!うわーい!」と即答されました…。まあ、そうですよね。

という訳で、十分エネルギーを充填して小麦調査4日目です。
こどもの日も過ぎてしまいましたが、こんな防除方法もあります。
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『こいのぼり防除』
迫力満点で効果もなかなかありそうですし、何より農村景観にマッチしてとてもステキです。
地域で取り組めば話題も呼び、地域の実情をアピールするいい機会になりそうです。

さらには、
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『忠犬防除』
クマだかイノシシだかの農業被害防除のためにトレーニングされている犬がいると聞いたことがあり、マガンにも有効なのではと思っていたのですが、宮島沼周辺でも今年デビューしたようです。ただ、つながれているので案外有効範囲は狭かったです。さらにこの忠犬、今年の春の暑さでダウン(?)してしまったようです…。

今日のふゆみずたんぼ。
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雨上がりで空気も澄んで、とてもいい気持ち。
ちょうど畦に降りようとしたアオサギと目が合いました。

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宮島沼の北側の防風林には40~50巣くらいのアオサギのコロニー(集団営巣地)があり、今年も多くのアオサギが集まっています。このアオサギ、周辺の湖沼や田んぼ、水路で、ドジョウなどの魚やカエル、水生昆虫、時にはネズミまで食べる大食漢ですが、強い農薬を使っていた数十年前まではかなり珍しい鳥だったそうです。今では分布も広がり、田植え直後の田んぼにも入るため、苗を踏み倒す「害鳥」として嫌われています。でも、アオサギがいる田んぼはそれだけ生きものも多く、「安心・安全」な田んぼという見方もできるのでは??と思います。

今日のふゆみずたんぼ 【アメンボ編】

小麦調査も3日目。食害がもっとも酷いエリアに突入です。
防除器具のポールを立てていても、ちょっと奥まった畑はこの有様。
季節はずれのゴルフ場のようです…。
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それでポールの効果が無くなったかというと、やはり無いよりはあったほうがいいようです。
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今日のふゆみずたんぼ。
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夕方から雨ということで、今日は朝からポンプで水をいれ、干上がり気味(?)の田んぼを夜の雨で満たそうという作戦です。

田んぼにたくさんのアメンボがいます。
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雨が降ると出てくるからアメンボ(雨坊?)なのかなと思っていたら、全然違うんですね。
捕まえると飴みたいな臭いがして、棒みたいに細長いから『飴棒』だそうです。
またひとつ賢くなってしまいました。
今度は捕まえてニオイをかいでみなくては!

ちなみに、アメンボは足にびっしりと生えている細かい毛による表面張力と、体から分泌される油分で浮いています。だから水面に洗剤を垂らすと沈んでしまいます(野外で試してはイケマセン)。水面に落ちた昆虫などを震動で察知して、その体液を吸っています。

今日のふゆみずたんぼ 【足跡編】

今日のふゆみずたんぼ。
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今日も南風がビュービューなのですが、それにしても田面が見えすぎてるような。たまには一日2回水をいれないとだめでしょうか。

畦際に足跡が残されていました。
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キツネにしてはちょっと幅広なような気がするな…そうしたらイヌだけどまだ野犬はみたことないし…誰か散歩させているのかな?
うーん…

などと考えていると小鳥のさえずりが突然消え、ツグミやらキジバトがさーっと逃げていきました。
空を見上げると、はるか上空に猛禽の陰。
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上昇気流にのってしばらく旋回していましたが、カラスに追いかけられ逃げていきました。
カラスよりだいぶ小さく、尾も長く、翼もふっくらしているのでハイタカでしょうか。

毎日の『水回り』のなかで地域の自然の息吹を感じる。
ふゆみずたんぼはそんな穏やかな時間まで提供してくれています。

今日のふゆみずたんぼ 【ハクセキレイ編】

小麦食害の事後調査を始めました。
小麦畑を一枚一枚まわって、食害の有無や程度、防除器具の有無や数量などを延々と調べていくのですが、これがホンッッッッッッッッッッッットに憂鬱なんです。一日10時間以上調査しても、たいして進んでなかったりして泣きそうになります。

それで、食害のひどい所はこんな感じです。防除器具のポールのまわりだけ円形に残して、あとはバリカンで刈ったようになっています。
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ただ、これはまた生長しますので、こうした「食害」が実際どれくらいの「被害」になっているかとなると、畑の状態や管理の仕方、その年の天候などにも左右され、一概にどうとはいえません。

今日のふゆみずたんぼ。
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(写真では見えませんが)泥がだいぶ落ち着いて、水尻のほうまで底が見えるようになりました。
ただ、どうしても水口の方が浅いので、水が少し引くとすぐに田面が見えてしまいます。
それで5月の作業日には、みんなで大きな木材を水口側から水尻側へ「うりゃああああ」とひきずり、田面を均等にする『田ならし』をしてみたいと思います。どうですか!?絶対たのしいですよ!!

5月の作業日にはこの他に、畦塗りと水路掃除、生きもの調査【基本のイトミミズ編】を行います。一仕事したら、近くに生える山菜を軽く調理して、みんなでお弁当。午後はハウスですくすく育っている苗の見学をします!

【今日の鳥】
ハクセキレイです。
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町中でも見かけ、思わぬ所に巣を作っているのを見たこともあるかと思いますが、もともと河川や湿地、田畑など、水辺のある開けた環境を好む鳥です。White Wagtailという英名の通り、尾を上下に振りながら、主に昆虫などを食べています。

今日のふゆみずたんぼ 【オツネントンボ編】

ポンプの燃料を買いに近所のスタンドへ。ガソリンは揮発性が高いので、こんな専用容器でないと売ってくれません。
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幸いまだ税金を加算する前でした。ガソリンの値上げは確かに痛いですけど、これを機会に車を乗り控えたり、エコドライブを心がけたり、環境へ配慮するライフスタイルが広まればいいですよね。ソーラーで動くポンプもあるらしいので、ふゆみずたんぼに本格的に取り組むようになったらそうしたものを購入しなければいけませんね。

今日のふゆみずたんぼです。
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オツネントンボ(越年蜻蛉)が産卵にきていました。
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名前の通り成体で冬を越すトンボで、春から産卵します。よく見ると、草の茎のなかに卵を産み付けているようです。うちのふゆみずたんぼは昨年まで麦畑だったので、今年はヤゴが入らないかなと思っていたのですが、まずは一種類ゲットですね。夏には羽化するようですよ。楽しみ!

昨日Sさんがセンターに寄ってくれました。
なにやらブログ用にトラクターを見せてくれるとのこと。
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おおー!でかい!ごつい!かっこいいじゃないですか!
中はクーラーまで効いて、シートのクッションなんてうちのリビングのソファーより格段によろしい具合です。
なんだ!?新車か!!と思いSさんが指さす方向に目をむけると…

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あっ… な、なるほどね…
でもトラクターは男のあこがれ!オーナーさんの乗車体験もやってみたいですね。

今日のふゆみずたんぼ 【旅立ち編】

南風に乗り、マガンたちが次の目的地に旅立ちました…
稔りの時期にはまた子どもたちを連れてやってきてくれることでしょう。
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一気に気が抜けたので、桜とエゾエンゴサクの咲くとある神社へ花見に行きました。
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ちょっとエンゴサクはしおれ気味かな…。
昔中国から薬用植物として入ったもので、胸やけ、頭痛、胃痛などに効果があるそうです。神社の境内に多いのは神主さんが植えていたからかな、それとも樹木が手入れされて林床が明るいからかな、などど考えながら希にまじる白いお花を探していると、
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セイヨウオオマルハナバチ…
トマトやナスなどの受粉のために導入されたハチですが、現在は野生化し、もともと北海道にいるマルハナバチと競合するなどの問題を起こしています。お尻が白いので簡単に見分けられます。花粉団子をつけてるからもしや女王バチ!?

これは見逃せません。人の都合で北海道に連れて来られて同情すべき点はあるものの、北海道の自然を守るため!ナムサン!!と昔空手部でならした必殺回し蹴りをお見舞いしました。
ま、まあ、当然空振りです。これからは捕中網を持ち歩くことにします。
ちょっと回り道しましたが、これも北海道農業の現状です。

というわけで今日のふゆみずたんぼ。
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手前に田面が見えているのは、南風が強く、水が押し流されているからだと思います。
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ふゆみずたんぼの管理人です。
「ふゆみずたんぼin宮島沼」もいよいよ5年目!わかってきたようなやっぱりわからないような…。諸先輩方のアドバイスを受けつつがんばってます!どうぞよろしくお願いいたします!!

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